日本EU学会ではこのたびEU研究奨励賞を設けることになりました。 次世代のEU研究者を育成することを目的としています。これは『日本EU学会年報』に掲載された論文のうち、特に優れた単著論文の著者に対して授与する賞であります。受賞対象者は『日本EU学会年報』に論文が掲載される年度において40歳以下の者、若しくは博士課程に在籍する者とします。各年度の受賞人数は、経済、法律、政治・社会の各分野から1名、合計3名を上限とし、受賞者には『日本EU学会年報』が発刊された直後の日本EU学会大会第1日目の懇親会の際に、賞状および副賞3万円を授与いたします。選考は、理事会承認の選考委員会7名による候補者の推薦を受け、理事会で承認する、という手続きになります。本奨励賞は、2018年度に投稿された論文より実施いたします。
受賞者一覧
EU研究奨励賞授与規定
2018年11月17日理事会承認
- (目的) 次世代のEU研究者を育成することを目的として、EU研究奨励賞を設ける。
- (事業内容)『日本EU学会年報』に掲載された論文のうち、特に優れた単著論文の著者に対して授与する。
- (受賞対象者) 受賞者は『日本EU学会年報』に論文が掲載される年度において40歳以下の者、若しくは博士課程に在籍する者とする。
- (賞) 各年度の受賞人数は経済、法律、政治・社会の各分野から1名、合計3名を上限とし、受賞者には『日本EU学会年報』が発刊された直後の日本EU学会大会第1日目の懇親会の際に賞状および副賞3万円を授与する。
- (選考)理事会で承認された選考委員会7名が候補者を推薦し、理事会での承認を経て決定される。
- 本規定は2018年度に投稿された論文より実施する。
EU学会奨励賞授与運用了解
2019年4月27日理事会承認
- 選考委員会は経済、法律、政治・社会の各分野からそれぞれ2名に加えて理事長で構成される。各分野からの委員のうち1名は編集委員会委員とする。
- 選考委員は非公開とする。
- 奨励賞の質を維持するため、該当者なしとすることもあり得る。
- 選考委員と選考対象者との間に利害関係(師弟関係など選考の公平性に客観的な疑義が生じるおそれがある関係)がある場合には、当該選考委員は選考に関与しない。
EU研究奨励賞選考運用了解
2020年4月25日理事会承認
- 当該年度の2 月中に年報編集委員長は、査読を通過し掲載が確定した論文を事務局長に送付する。
- 事務局長は、年齢40 歳以下または博士課程在籍という資格要件を満たす論文を選考対象論文として選考委員会に送付する。
- 理事長は、年報編集委員会に属さない委員の中から選考委員会委員長を1 名指名する。
- 選考委員会委員長は、対象論文の分野を考慮しつつ、当該分野2 名の選考委員を審査のために指名する。ただし、当該選考委員が対象論文の執筆者と利害関係※がある場合は審査に関与してはならない。この場合、選考委員会委員長は、利害関係のある選考委員に代えて、選考委員会の他の委員を審査のために指名する。
- 2 名の選考委員の審査結果が分かれた場合は、選考委員会委員全員(ただし対象論文ごとに当該執筆者と直接の利害関係※がある選考委員を除く)による単純多数決において受賞の可否を決定する。可否同数の場合は可とする。
- 選考された受賞候補者について、選考委員会委員長が4 月の理事会に提案する。
※ なお、本了解にいう利害関係があるとは、対象論文執筆者と選考委員との間の関係が次のいずれかに該当する場合をいう。
① 親族関係もしくはそれと同等の親密な個人的関係
② 緊密な共同研究を行う関係 (例えば、共同プロジェクトの遂行、共著研究論文の執筆もしくは同一目的の研究会メンバーにおいて、緊密な関係にある者)
③ 同一研究単位での所属関係(同一学科の研究者等)
④ 密接な師弟関係もしくは直接的な雇用関係